野の窯だより  10月




























時折、薪小屋のトタン屋根に木の実が落ちる音が聞こえる季節になった。

コン! カラ カラ カラ …

ロクロ仕事の手をふと休めて音を聞く。

コン! カラ カラ カラ …

静かな中秋の名月の夜、ふと澄んだ音を聞く。

不思議になつかしく、郷愁を誘う音だ。

関係あるのかないのかわからないけれど、

エンリコ・カルーソーのモノラル録音盤のレコードでイタリア歌曲を聴くこの頃である。



9月29日 百名山のひとつ雨飾山に登りました。


頂上から雲海の向こうに北アルプスが浮島のように!


  ヤマブドウ、サルナシが
美味しかった!



中秋の名月さまにお供えしました

早く落ちてこないかなあ


ただ今、素焼きの窯詰め中、月末には本焼きです。



                





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花盛りのソバ畑