野の窯だより  −6月−



はじめてシロモッコウバラが満開です



 今年の大きな山を二つ越え、心から開放感にひたりながら、冬の間のストーブの灰を水簸した。

 日に日に緑深く湧き上がってくる林の片隅で、一日半の作業。遠くでカッコウが鳴く。ホトトギスが鳴く。

オーアーオアオアオ…ともの悲しげなアオバトの声。近くで家族の一員のようなキセキレイやシジュウカ

ラ、ヒヨドリ。キビタキは今年少し元気がない。

 鳥たちを思いながら1人ひっそりのんびり灰を水簸した。あとは半月程毎日(ときどき忘れる)水をとり

かえてアク抜き、そして天日に干せば梅雨が明ける頃には釉薬原料のひとつができるのです。



ジャガイモ畑は順調です。

愛らしいズッキーニの芽。



今年は二十日大根が美味しい。

梅雨も間近。






陶庫の個展が終わりました。
大きな励みを頂いた個展でした。
ありがとうございました。






個展が終わって…



灰の水簸






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