野の窯だより  11月













研ぎすました鎌のような月が出ている。

ふくろうが鳴いている。

不明の獣がぎゃんぎゃん鳴く。

雑木林に落ち葉の降りしきる音がまるで雨音のよう。



浅間山には初冠雪。

遠く北海道では平地でも雪。



私は登り窯を焚いている。

素焼きであるから比較的のんびり焚いている。

ふくろうの巣箱を作りたい。

ふくろうの巣箱はとても大きいです。

ふくろうの巣箱をかける木はとても高くないといけません。

ふくろうが巣箱に入って鳴けばわたしはとてもうれしいのです。










素焼きの窯づめです

11月4日 火入れ
あぶりは林の枯れ木を集めて燃やします


あぶりつつ、燃やす木をチェーンソウで切ります。



 仕事に疲れると林をひとめぐりして残った栗を拾って煮ます。私のおやつ。

湯の沸く音を松風といいます。しばし聞き入るこの頃



ムラサキシキブ

ガマズミ

イヌザンショ



今日は柿日和
落ち葉降りしきる秋の山家にポッと灯りが灯ったように柿が到来。ありがとうございます。







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