電飾の季節である。 寒い夜遅く、人家まばらな我家への山道を帰ってくる途中、突然現れる庭先のイルミネーシ ョンに心がやわらかく暖められるのを覚える。ふだんは電気の無駄使いだ、光害だ、と目くじ らを立てているくせに、深夜一人こっそりひっそりよそ様の家の灯りに心暖めていただいてい る。 雑木林の我家に辿り着いて車を降りると、真っ暗闇。 木枯らしが木々の葉を吹き落とし去り、その裸木を凍てついた冬の星座がさくさくと飾ってい る。 見えるか、見えないかのあわいに辛うじて今私に届く何百年も前の星の光、これが我家の イルミネーション。 そのささやかな光を淋しみながら、愛惜しみながら、心で暖めている夜。 |
素焼き後の窯の掃除 |
炭と灰が猫車に一杯。 りんご屋さんの畑にゆきます。 |
素焼きの掃除 素焼きで結構灰を被ってます |
棚板の掃除 文挟とアルミナでコーティング |
大物はコンプレッサーで釉掛けです。 |
…もうすぐ窯焚きです |
来年の春一番に小松菜の花を食べられるように種をまきました。 今年の芽は厳しい冬を潜って来春のために…。 |
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