野の窯だより   7月



 今年もクマイチゴの季節がやって

きた。

 また一説に熊が大好きだからク

マイチゴ。親が子別れの時、クマ

イチゴの繁みに小熊を連れて行く。

小熊が夢中でクマイチゴを食べて

いる間に親はそっと小熊たちから

離れていくのだという。

 せつない話である。
 
                 


おいしそうに実ったクマイチゴ
 親子といえば、この歳にな

って目からウロコの大発見を

した。

ある朝、ベランダの小鳥の餌

台でやけにうるさく鳴き続ける

鳥がいた。

 シジュウカラ?と思ったが、

よく見るとヤマガラの幼鳥。

そばでなんと親鳥が小型キツ

ツキにも負けない勢いでヒマ

ワリの種をたたきつけて割っ

ている。

エサくれ!エサくれ!
左・幼鳥  右・親
それまで、ベランダの餌台では用心して親は種を割ることはなかった。

一つついばんで、一瞬でどこかへ飛び去り、又やってきて、を繰り返し、

かなり人間を警戒していたのだ。それが子供のエサくれエサくれの催

促に親は必死で餌台でヒマワリを割り、ヒョイと子供の口にいれたのだ。

小鳥は巣を飛び立てば独り立ち、と思い込んでいたのだが、巣立っても

しばらくは親からエサをもらっていたのだ。本当に驚いた。

 クマもヤマガラも親は本当にせつない。









 1年分の灰を水ヒ、アク抜き中。
 


最初は強アルカリ状態。なるべく素手は避けたい。
(素手でやっています)


粘土仕事を始めました

まず、大壺、大皿から



今年はつるバラがとてもきれいでした




鈴なりのゆうらうめ ジャムになります




… 今年初めて、今日の夕方(7月3日) ヒグラシが鳴きました






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