野の窯だより  −6月−





もうすぐ夏がやってくる

林の深緑は命を張り

私は少しずつ林の底に沈む

かっこうが鳴く

ホトトギスが鳴く

時折アオバトがもの悲し気に鳴く

クロツグミ、キセキレイ、キビタキ…

などと鳥たちを思いながら

私は静かにロクロを蹴っている

何故かこんなに美しい

水の底のような六月に

私はただロクロを蹴っている

もうすぐまた夏がやってくる




梅が豊作の気配

じゃがいも畑が立派になりました。



今年もまた悩ましいキセキレイの巣づくり(毎年律義に巣作りに帰ってくる)
今年は土灰を納めたビニール袋の中、そりゃあたたかいでしょうけれど…。



子育ての季節は大賑わい  忙しい 忙しい





ブルーベリーの花が襲われています!!

何故か時々目が合ってしまう



そろそろおわりです




うすばしろちょう。
この林に春初めて来たとき最初に見たチョウです。なつかしい。







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