野の窯だより 8月 |
レンゲショウマ。 うつむいて咲きます。 両神山(1723m)の頂上付近で待っていてくれた群落を思い出します。 |
道具が必要だった… 土があった、薪があった… だから窯をつくり、道具を作った… それは暮らしの中で、とても重宝で、貴重で、 だから多少不便でもとても大切に使われた。 焼き物がそんなうふに暮らしの中にあった、モノにとって幸せなつつましや かな時代。モノが氾濫するこの時代、モノ作りとして何をどんなふうに作りだ せば、私が作るモノは喜んでくれるのだろう。あるいは暮らしの中で生きられ るのだろう。愛惜しんでもらえるのだろう。 モノ作りにとっては淋しい時代ではあるけれど、古窯跡に埋もれた膨大な 幸せな仕事のその確かな痕跡に心励まされ温められる今日この頃。 群馬県内の古窯をめぐる機会を作り、快く案内を引き受けてくださったAさ んご夫妻に心から感謝申します。 |
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…美しい話をきいた。 この辺り、戦後の開拓入植当時、お盆の頃、草地にはききょうやおみなえし、なでしこなどが自生し、お盆花といって、仏さまに供えたという。 夢のような花野の光景。 |
うばゆりが何故か今年多い! |
山ゆりの開花は最初匂いで気付きます |
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