梅雨入り前の風爽やかに美しい日が続いている。 ついつい、庭の椅子に座ってぼんやりと緑の風に吹かれる。毎年毎年、 季節はめぐり、いつもと同じに訪れる季節をまるで生まれて初めて見るよ うに喜んでいる。昨年も咲いた宿根草が今年も同じ場所に芽を出し成長す る様子を飽きることなく、庭のあちこち、林のあちこちに探し、昨年以上に 喜んでいる。 同じことの繰り返しであるのに、こんなに命が潤うのは何故なのだろう、と ふと思う。 ものをつくる、という仕事に携わっていると、変わらないことと、新しいもの とのジレンマに苦しむことが多くある。 自然界は同じことの繰り返しでもこんなに飽くことなく美しい。 |
素焼きの窯づめの日は両日五月晴れ | 本焼きのあと火裏は棚組みを崩さずに窯出しすると、少し腰にやさしいのです。 |
6月4日 遅れに遅れた素焼き やっと火入れ | 大口をはる(薪でふさぐ)のを止める頃になると、一番の薪が自然に発火して燃えるのが見えます。 |
ハルナユキザサは榛名山固有の花です。 | 庭の白いモッコウバラが淡く香っています |
春のナラタケ。さっそくきのこ汁になりました。 |
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バラの葉のちょっきりを退治していたのです。 (ちょっきりはゾウムシの仲間です) |
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