野の窯だより 11月 |
器の力 は眼に見えない。 眼に見えないものを信じることはとても難しい。 今月、益子の若い人達の尽力のお陰で私も女川にボランティアカフェ用の茶器を届けることができる。 眼に見えないものを語ることはとても難しい。 ある時は見失って折れそうになりながらそれでも信じ、作り続けてきた器です。土瓶に茶葉を入れ、ポコポコお湯を注ぎ、茶葉が開くのをゆっくり待って、湯呑で一服のお茶をどうか上がって欲しいです。まだまだ取り戻せない当たり前の日常のありふれた一つとして、ひととき思い出し、ささやかにでもいっとき安らいでもらえたら、私もまた器の力を仕事の糧とし、静かに前に向かうことができるのでしょう。 |
スリップウェアな空! |
早速作ってみました。 |
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野バラの実 |
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