野の窯だより  12月



ツリバナの実


 外は月齢10.9の冷たい月がかかっている。
 セロニアス・モンクをレコードで聴いている。ストーブの炎の上でお湯がしゅんしゅん沸く音がして、薪もいっぱいくべてそのせいばかりでなく、モンクのピアノはとても暖かく優しい。
 やっと土仕事が軌道に乗り、今日は一日面取りをしていた。新しい釉がうまく乗るといいなあ。
 本当に果てのない坂道です。
 ‥だから今夜はモンクを聴いている。 
 Tea for two、 You are too beautiful、 Just you just me … 




再び。更に完璧なスリップウェアな空!

「冬バラの影までで剪りしとは知らず」誰の句だったかなあ…




薪割りの苦労を忘れさせるこの炎の色

ご不浄にも火鉢を入れる季節です。




ギャラリーのツルウメモドキをウェルカムフラワーに。

伝言籠なのですが…。なかなか侘びたシロヤマブキの実。




冬ざれの雑木林の中で白い煙はとても暖かそうです。

お茶休みはカフェオレポウルで両手を暖めながら。
今日は抹茶オレを。








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