野の窯だより 7月



3年目のバラ


 今年も半分が終わった。半分の最後の日は、古来夏越の祓という神事が行われた日。茅で大きな輪をつくり、この茅の輪をくぐって半年分の汚れを清め、来る猛暑を無事に乗り越えられるよう祈った。私も今年富岡の貫前神社に詣で、茅の輪をくぐってみた。青々と瑞々しい茅の輪は夏の匂いがした。
 昔、ヒトは沢山の理解不能な事象や天変地異に囲まれており、その恐怖や不安をこんな形で心鎮めてきたのだろう。科学はその沢山を解き明かし、結果、私達は神様も仏様も精霊も失ったかに見える。
 でも、いまだにこんな神事がひっそりと梅雨の晴れ間の猛暑の中で行われていたりする。茅の輪をくぐった私は、何とはなしに清められた気持ちになっていたりするのだ。


窯焚き

窯太郎さん お世話になりました

 6月10〜12日 本焼。
 本格的な夏に突入寸前。暑さに弱い私にとってぎりぎりセーフ!の窯焚きでした。

…が

 手伝いを開けると最も黒煙が激しい時間。蒸気機関車並みです


…が


大物は全滅しました(泣)

うれしいものも。


風鈴を出しました




毎日眺めてはいるのですが


ひょうたん いつなるのかなあ

ミニトマトはもうすぐ食べられます


いちごは毎日収穫しています



じめじめの蒸し暑い日はパン焼き日和

 いなくなったホタルの小屋の周囲に何故か今年ホタルブクロがいっぱい







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