野の窯だより 9月



林はつりふねそうに縁どられました


 やっと素焼き。
 長い作りの日々、とても暑かった夏、結局夏休みもなく作り続けた。
 やっと終わった。

 窯に素焼きの火を入れた日の夜、畳の上に大の字に寝転がってみた。冷んやりした畳の上で目をつぶると、驚くほど沢山の虫の声が聞こえてきた。鈴虫、こおろぎ、まつ虫、カンタン、スイッチョ…。いつの間にこんなに鳴くようになっていたのだろう。しばし聞き入る夜。




素焼きの窯詰め

作りの最後の方は天日干しのときに限って天気は悪い



いよいよ 素焼きが始まりました


いつの間にか秋の気配



はぎ

きんみずひき

しらやまぎく



おみなえし

おとこえし



焚き火のために…


制作中!


完成!

雨のしとしと降る日に焚き火ができるように屋根をつけたのでした。





採り忘れていたズッキーニ




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