野の窯だより  2月



 明日は立春。
 今夜は鬼が最も入ってきやすい時、ということで、豆まきなどの鬼払いの行事が古来行われている。
 子供のころ、父が鬼になって、私達は「鬼は外、福を内」と叫び豆を外に向かって投げた。そのあと豆を歳の数だけ拾って食べたのだった。たった5粒、たった7粒、そう思って不満足だったのに、今はそんなに豆ばかり食べられません、という数を食べないと福は来ないのである。
 陽足がずい分とのび、グレゴリオ聖歌を聴きながら、光は既に春だ。


今年もお約束のどんど焼き


大雪の中ではありますが、
今年も息災で良いお年でありますように。

今年は堤家にならってのまゆ玉作り。
晴れがましく、窯にもお飾り


鳥が友達の日々


ヤマガラとコガラは手のりで食べるようになりました。

最近になってアトリがお客様に加わりました。


 シメの食事の様子はなんとなく露天風呂でくつろいでいるかのようです。

ふくろうの日なたぼっこ


ロクロ仕事に励んでいます






 高知の節分は「鬼バラ」を作ってあちこちに。悪い鬼はこれで入ってこられません。タラの木を10p位に切り、鉈で切れ目を入れて柊の葉を挿して鬼バラの出来上がり

 我家には大切な人が作った邪鬼がいるので、「鬼は外」はしません。そっと豆をあちこち置きます。




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