野の窯だより   6月


雑木林の中で咲くシロバナエンレイソウ


 新潟の海で釣ったという大きな立派な鯛をいただいた。
 私は捻りハチマキで(ホントはしていませんが)鯛に挑み、苦闘の末に三枚におろして、お作りにした。頭や骨などのアラはアラ汁に。鯛一匹、余すところなく美味しく全てをいただきました。久々、野人にかえった調理でありました。
 さて。
 経済が成長し続けることにしか明るさや豊かさを感じられない以上、人は確実に加速度的に滅びに向かっております。もちろん、地球上に滅びなかった種はいず、人だけが例外でありえるはずもないのだけれど、その生存のスパンを人は自ら縮めているかに思えるこの頃。
 新潟の海を泳いでいた鯛を食べ尽くした私は、福岡伸一流に云えば、私の体の細胞は、今一部鯛なのであります。鯛の私は、美しいあのひすい色の日本海を懐かしみつつ、海を汚した原発を憎むのであります。





2年ぶりに帰ってきて子育てしたスズメ


野菜畑


じゃがいもも収穫は7月末です。 今年は雨が少ない。畑がぱふぱふ。今までにない水やりをしています。  夏野菜色々…


志賀高原を歩いてきました


志賀高原はまだ雪でした

ミズバショウは咲き始め




 ギャラリーは緑深い季節。雑木林の静かな時間をお過ごし下さい。










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