野の窯だより 10月




きれいに色づいたムラサキシキブの実



 積極的平和主義とは何をすることをいうのだろう?海外に出掛けて、頭が下がるような援助活動を草の根的に続けている沢山の日本人のことを積極的とは云わないというのだろうか?
 戦後生まれの私は、この歳まで、平和憲法に守られてゆりかごの中にいるような、人類の歴史を思うならば奇跡のような、人生をこれまで送ってこられたのに違いない。
 安保法案が可決される前夜、シュプレヒコールのあがる議事堂前の端っこで、何人もの人が、雨の中、ただ立っていた。悲しそうに、ただ立っていた。黙したまま、そーっと持ってきたプラカードを頭上にかかげる人もいた。
 深夜、国会中継を見届けて眠った。
 朝、空気が違うように思った。ゆりかごから放り出されたような悲しみだった。まさしく、私の経験したことのない時代が始まるのだ、と思った。ゆりかごの時間の中でこうなる前に私達はもっと考え行動することがあつたのだ、という後悔と共に。尊い犠牲と引き換えに、ただ、守られていたことへの恥ずかしさと共に。
 近くでは初霜が降りたとか。
 冷たい木枯らしのような風が木々の葉を散らしている。
 秋が足早に深くなってゆきます。






赤城山 ギャラリー・ヨー


はじまります

終わりました
片付けを終えて…



さま


十五夜さま

次の日はスーパームーン
月が地球に最も近づいた日 大きな月です!




坂乃上ギャラリー 無事終了!


日向ぼっこ?いえいえ、大切に天日干し中です
皆さんに作っていただいたお地蔵様を無事にお渡しすることができました





作りが終わりました!


これより素焼きの窯づめです





冬間近の到来物


青柚子

すだち





 


つりばな

野菊

アザミ



みずひき

野バラ






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