野の窯だより 11月 |
紅葉のカラコギカエデ
足袋のお話。 蹴ロクロの師のところへ通い始めてまず云われたのは、ロクロを蹴る力を逃がさないよう足袋を持ってくること、だった。夏には紺足袋で裏地は綿、寒くなると紺足袋の裏地がネル、そして更に暖かいのは別珍で裏地がネル、底はコールテン。これを最初に教わった益子の某衣料品店で買い続けてきた。 ところが。 先月、益子に行ったついでに冬に備えて別珍足袋を求めに寄ったところ、無いのである。曰く、履く人がほとんどいないので入荷がない、問屋にもない、というのであった。 仕方なく、裏地ネルの紺足袋をとりあえず買って帰った。そしてネットで調べるとちゃんと売っていた。もう作っていませんといつか云われそうで、一生分かっておこうかしら、と思ってしまった。私のような仕事の者のために生産されているのだとは到底思えないのだけれど、沢山の?何処のどなたさま達かが使って下さるお陰で私も困らないで済んでいます。今年の冬も暖かい足袋で働くことが出来ます。 |
素焼きの火はやさしい 楽しい時間 |
素焼きの窯出し |
無事に焼けています |
ストーブのそばで |
マタイ受難曲を聞きながら |
すすきの穂が輝く中央分水嶺を…。
足摺野地菊 |
?の小菊 |
食用菊 |
?の小菊 |
野紺菊 |
?の野地菊 |
いつの間にかこんなに菊を植えていたと気付く晩秋
…雪虫が飛んで秋は深くなっています。
赤くなったカキの葉にとまった“雪虫” |
高崎松風園
高崎松風園 |
高崎市八幡原町445 電話 027−347−2818 |
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