野の窯だより 4月



フキノトウは 今やふきの花畑状態に


 5日間は高知だった。
 3日間は小雪舞う奈良で仏像や修二会をめぐっていた。
 縁あって知り合った石坂さんの東京での個展を鑑賞、私には珍しく、一瞬だけど現代アートに触れた。やはり珍しく、縁ある人の書道展を新潟まで見に行った。そのいずれも、真実純粋にたった1人で自分に向き合う姿勢に、計算もいつわりもない真摯さに私は安らいだ。
 とりつかれたように、どこでも本を離さず読書していた。
 昔の仲間と桜を見た。
 その他、色々随分駆けまわった月だった。
 体は駆け回っていたけれど、心は妙に静かな日々だった。
 「沈黙によってお前の魂を洗え」
 タゴールの詩句を想っていた。
 作りに入ります。




4月5日は清明、そんな言葉どおりの庭です





サンシュユとヒュウガミズキ

こぶし

水仙



薪割り終了


これにて薪割り機が壊れた…。



もうすぐ畑の季節


畑の草を燃やして…

苦土石灰をまいて…



うれしい豆トラ 土は春の色



桜のたよりはあちこちから届くけれど…


当地の桜(4月5日)

到来の桜紅茶をいただきながら桜を思う




国道に置く野の窯の看板作り




展示室も少し春


ルリ釉を中心に

行田特別支援学校の生徒さんが作つたベンチです




鳥たちも春



巣材集めが始まりました






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