野の窯だより 5月


花期の短い白ヤマブキが花盛り



 今年も同じところに同じ植物の芽が出てきた。無精者の私が、宿根の植物しか植えないからであるのだけれど。この季節、庭のあちこちを宝物探しのように探しめぐる。植物の芽は本当に愛らしく、見つけ、そして飽かずみているだけでとても幸せだ。まるで、一言だけ交わした遥か遠い約束が、長い沈黙のままに、その日、その場所で必ず果たされたかのように、違うことなく、必ずまもられることへの信頼に心が満たされる季節。




12年越しの思い



国道406号から野の窯への入口の看板を作りました


倉渕側より
吾妻方向より



宝探し


ギボシ

ホトトギス

キキョウ


何が何やら 地面から愛らしい芽が出てくる幸せな季節



少しずつロクロ

手が動く不思議




早々、風鈴を出しました


五月の風をいっぱい孕んで

薫風をとらえて





朝食を外でとりたい爽やかな季節

福田正二郎のファンタジアを聴きながら




長野でせり摘みしました


香り豊かなせりごはんにしました
粉引飯椀で






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