野の窯だより 10月



ユキザサの実が赤くなった


 時が過ぎるのが速い。年々速くなる。子供の頃の一年はもっと長かった。 −よく聞く嘆息だ。
 本当に年々速くなっている訳はないのであって、そのように感じる、ということなのだけれど。
 若い程体の新陳代謝は速く盛んである。年と共に古いものと新しいものが入れ代わるスピードは衰える。自分の体の仕組みのスピードの衰えに対して、変わらない時を比較的に速く感じるのだ、とは敬愛する福岡伸一博士の一説。
 近代社会の変容の速さに、年と共についてゆけなくなり、これまた、比較的に時を速く感じる、とも何かで読んだ説。
 何にしろ、時が過ぎるのが速いこの頃である。だから個展も、最近ではゆっくり二回の窯焚きから選んで準備に時間をかけている。
 速くとも遅くとも変わらないことは、この場所で、淡々とものを作り続けているということ。薪を焚いてそれを焼き続けているということ。
 今月は個展の月。お待ち申し上げております。





中秋の名月… ならず


…厚い雲の上の月におそなえ





最後の頑張り

…あと一息





長雨のプレゼント


まいたけ

ぬめりすぎたけ


…実は菌床屋さんのプレゼント




突然のねぼけまなこのムササビ

ふくろうの巣箱にときどき来訪  別荘?





ほめられて木に登る…

蕎麦打ち上手






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