野の窯だより 4月




関東平野で桜が満開になるころ、庭のコブシが花開いた



 過去、何度か東北を旅行した。その時いつも心深く沁みるのは雲だった。懐かしい雲なのだった。雲なんてどこの雲も同じ、と言われそうだけれど、私の出身地か、どこかで見た、私には断固懐かしい雲なのだった。帰途、そんな雲を見ると、帰り難く思ったりした。
 雲が生まれる一因には地形も関係しているはずだから、きっとそこでしか見られない、又は似た地形の場所でしか見られない雲なのだと、私の思い込みを信じている。
 高崎シティーギャラリーで、楽しみにしていた福岡伸一監修のリクリエイト版フェルメール展を観た。もちろん、「フェルメールの部屋」から生まれた名作の数々はとても好きなのだけれど、自分でも驚いたのは、初めて観る二枚しかない風景画に心奪われたことだった。
 350年も前の点粒のような人物が数人、確実にこの人達はこの世に存在しない。それを描いたフェルメールもいない。建物も然り。でも、絵の構成としては異様に大きい空に浮かぶこれまた異様に大きい雲はきっと今もデルフトの町に浮かぶのだろう。




春が来た


オオイヌノフグリ

イヌナズナ




スイセン


ダンコウバイ

キブシ


…桜満開、お花見のニュースが流れる中、当地のお花見です




なごり雪


アカメヤナギ

サンシュユ



ほたるもびっくり




作りは中盤



大壺作り

完成




嬉!


土瓶用あけびづるゲット!

桜もち! 飴釉菓子皿に




ふたたび… 春が来た


未だ入ってくれないミツバチの巣箱のお引っ越し
…今年こそ入りますように(念!)

来冬用の薪支度終わりました




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