野の窯だより 2月 |
しんしんと降り積る…
2002年、栃木県立美術館で、かなり大規模な李朝の陶磁展があった。独立して数年が経ち、有難いことに懸命に働いていれば、何とか生活が出来るようになった頃だった。 それまでに、李朝の陶磁をいくつかは観て、ぼんやりとした好感を持ってはいた。がその展示会で、忘れることの出来ない何点かに出会うことになった。その中の一つ、白磁大壺。魂を持っていかれたようで、あちこち観ては戻り、又戻り、と何度も何度も戻っては立ち尽くした。その豊かさ。健やかさ。大らかさ。清々しさ。静けさ。つつましさ。持って帰りたいようだった。(駄目ですよね…)持って帰って一緒に暮らしたいようだった。(駄目ですよね…)私はこんな焼き物が好きだったのか…そんなことも初めてはっきりとわかった展示会だった。 性懲りもなく、今度の窯も糖白釉大壺を作っている。あの時出会った李朝大壺を見つめるその遥か彼方への視座が、私を幸せに作陶に向かわせてくれる。 |
今年はうちが当番のどんど焼 あまりの雪なので、温かい甘酒も作りました。(私はあとで温かくなる冷酒) |
清々しくまゆ玉 削り花の本番 |
今年も登り窯にまゆ玉を… |
ゴジュウカラ …以降今冬の常連となっています |
ミヤマホオジロ |
栗を食べに来たようです |
大壺を作りつつ… |
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菊練り3つが1日のノルマ |
サンシュユのつぼみ |
梅のつぼみ |
コブシのつぼみ |
雪の下のクリスマスローズとネコヤナギを… |
越前の水仙を… |
恵方巻作りました |
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