野の窯だより 4月



渓流沿いにみつけたダンコウバイの花


 二十四節気の清明。
 冬の間、凍結した土には触れることもならず、荒れ放題。その日ようやく庭仕事始め。桜はもちろんのこと梅さえ咲かない当地ではありますが、這いつくばって落ち葉を払い、掃き清めて土に触れると季節は確かに清明。去年別れた宿根草の小さな小さな芽のあれこれと再会できるうれしさ。
 私は今月下旬の本焼に向けて頑張っております。




4月の雪


わ つもった

重ーい雪です



3月の素焼きも雪の中


あ、凍りついてダンパーが開かない!
(しばらく焚いて開きました…)

2日目、降り始めました



1日中降りしきる 寒いような
             熱いような…がなかなかな風情ではあります


窯出し



なかなかよく焼けております



あ この壺割れてる… (泣)

この状態×6回
コンプレッサーで灰を落とします


…このあと3日かけてペーパー掛けしあと釉掛けを始めます




遅すぎる春の兆し


頑張れ! もうすぐ梅一輪

春の口福



落葉の中でいつの間にか咲いていたスミレ





TOPへ戻る

昔の野の窯だよりへ