野の窯だより 5月



ミツバウツギ


 この春から私の教室に通ってみえる、生徒というにはおそれ多い人生の先輩に、湯呑の柄ごてをつくってくるよう型紙と桜の木の赤身を渡すと、嬉々としてすぐに作って持ってきた。その柄ごての可愛らしいこと。これから使いながら少しずつ自分の形になっていくのだと思う。
 ふと思い出すことがある。
 「どんなものでも存在理由の明確なものは美しさを伴う」
 とは柳宗悦の言葉だ。
 日常の中で必要とされ、作りだされた多くの古の道具の愛らしさを思う。そんな幸せな仕事をしたいと私は思う。
しかし。
こんなにものが簡単に作られる時代にあって、本当に必要なものとはなんであるのか、おそらくは自分の暮らし方や生き方が問われるのだろうとも思うのです




塩の道で見つけた


ヒメギフチョウの卵 !!

高知のソールフード イタズリ




美味しい花


苺の花

ブルーベリーの花



バラ前線


ピエールドロンサール

……忘れてしまった


白いモッコウパラ 楽しみに待ってくれている人がいます




今年も届けてくれたシャクナゲ


夢のように豪華です…夢なのかもしれない




ロクロの仕事


こつこつこつこつ…




夏も近づく八十八夜

季節をありがとうございます



納骨の日

花畑の中に眠ってもらいました







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