野の窯だより 10月



   
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富士山はここ
 


 天気予報が大はずれして朝から思いがけない青空。秋風に誘われて近場の山へおむすび作って出掛けた。
 登山口からいきなり眺望が大きく開け奥秩父が遠く見える。「富士山が見えますよ」と一人歩きの女性が教えてくれた。富士山の黒いシルエットが遠く雲の中にポッカリ浮かんでいる。「見えますね−!」と今日のもうけもんのお天気を共に喜んだ。
 頂上にたどり着いても、雲に見え隠れする富士山が見えた。ここでも、一人歩きの今度は男性が「富士山が見えますね」と声を掛けてくれた。そして独り言のように、幾度も幾度も、「良かった…」「良かった…」とつぶやいていた。
 遥か遠くの雲に浮かぶ小さな、でも意外に大きい黒いシルエットでしかない富士山でも、こんなに特別なのは何故だろう。見えると、まるで励ましてもらったようにうれしく思うのは何故だろう。




秋刀魚を食べなきゃ秋がこない!

飴釉鎬長皿に



土仕事


マグカップ

小角皿



白い1日


秋明菊

白ホトトギス



シロヨメナ

玉アジサイ



エナガ

梅の木にシジュウカラに混じって賑やかに集合。混群の気配。早や冬間近の鳥たち。



シャインマスカット


藁灰釉耳付鉢に
あまりの美しさに食べるのが惜しくて。
しばらく眺めて暮らしました。



秋海棠を活けました


糠白釉面取丸一輪挿に



栗や柿の今


あと1と月、かなぁ…

Tさんの木 頑張って !!
もうすぐ収穫です。




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