野の窯だより 11月



オオイタヤメイゲツ


 木々の黄葉・紅葉がすすむにつれ、庭が華やかに明るく透き通ってくる。冬鳥のジョウビタキもやってきた。今年はオスが我が家にナワバリを築いているようで、時折、カタカタと鳴く声が聞こえてくる。冬間近のこの頃。
 その庭に、今年のバラの命の微かな余力のように、白いバラがひっそり2、3輪咲いている。
 そんな白バラを一輪挿しに、と花切バサミでちょきんと切ると、秋の長い陽射しにくっきり落としていたバラの影までも切ってしまったと気付く……
 誰の作か忘れてしまった俳句を思い出す。
   冬バラの影まで切りしとは知らず
 影さえも消えた微かな空白。そこは深く秋が宿るところ。深く思いが宿る場所。



松材

今年も長野から届きました。
庭は松の匂い。年内には薪にします。



錦秋


ブルーベリー

モミジ

ききょう

…冬が来る前のひとときの華やぎです



菊日和


ノコンギク

アシズリノジギク

?のキク




花よりダンゴ?

食用菊。甘酢漬はこの季節だけの幸せ




柿日和


毎年、滋賀県より到来する富有柿
口福だけでなく、縁を有難く思う幸福

庭の渋柿も沢山。
これからシブ抜き、干し柿にします。





クッキーのムラマツ


30年近くこの地で続くクッキー屋さん

野の窯、少しお取扱いいただいております

前橋市田口町1222−10
水曜日休み  午後4時まで



ふるさと

ツワブキが今年は二株に。






TOPへ戻る

昔の野の窯だよりへ