野の窯だより 2月



ヤマガラの水浴び
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 目に見えないものを追うことは時に苦しい。
 身についた電動ロクロの仕事に違和感を覚えはじめ、足で動かす蹴ロクロを習いに成井恒雄のもとに通った時期があった。
 時流に抗い、昔ながらの蹴ロクロ・登り窯の仕事の形を変えようとせず、卓越したロクロの技術を持つ彼を師と慕う人達が、いつも5〜6基の蹴ロクロに向かっていた。
 時流に抗い、見えないものを追うことは時に苦しい。
 その中で、成井恒雄の潔い強靭な生き方は、唯一私達に目に見える形だった。
 その師も亡くなって八年が経つ。
その後は 私達は心の奥底に播かれたみえないものに問いかけながら、自らの生き方を微かな灯として仕事をしてゆくのだと思う。




暖  冬


雨の心配をしながらのどんど焼きは初めてです


小正月


削り花 今年もいただきました 
新しいみずきの木の匂い
養蚕と深くかかわる、まぶしを表現したものだとか。中之条で作り続けておられます。もはやアートです。




光の春


文旦
高知から届いた春の光



立 春


原清 朱漆盆に



春の窯に向かって…




こつこつ…

こつこつ… の日常が楽しい



原 土


わくわく…


ごはんの催促


朝、網戸にとまって中の様子をうかがっています




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