野の窯だより 10月



ムカゴ


 空高く秋晴れ。
 光が透き通って見える朝。あざみの花にアサギマダラが吸蜜していた。
 ひらひら。ひらひら。
 そのうち、蝶と思えない程に高く舞い上がる姿を目で追いながら、見上げながら、その姿は海を渡るさまを彷彿させた。
 あのたよりなげないのちのどこに海をゆこうとするモチベーションがあるのか、どこに目指す陸地へと導く羅針盤を持つのか。ゆらゆら飛びながら、でもいつの間にか空高く姿を消したアサギマダラのことを思って不思議に打たれる朝。
 私もこの仕事についてならば、憧れという名の羅針盤を秘かに(!)持ってきた。彼方への憧れは変わることなくあった。今では少々古びてしまったけれど、目指す方向を示す針だけはくっきり見える。
 アサギマダラが南へと旅立つ季節。




素焼きに入ります






冬支度


煙突掃除

ストーブ内部メンテナンス



はや 朝晩冷えるようになりました




美しい


ふどう

りんご

ごちそうさまです(^O^)



薄紅葉


モミジ



ヤマアジサイ




白化粧掛


不徳の致すところです(-_-;)

何故か虫たちは白化粧好き
這いまわらないよう見張り番




秋の陽の色


小道




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