野の窯だより 10月




栗が笑み零れ落ちるこの頃


 縄文早期、狩猟などのためのキャンプ地として、岩陰や洞窟を利用していたと思われる半定住期から、その場所を埋葬地とした定住期の発掘が、隣町の山間部で進んでいて、その途中経過の報告会と現地見学会があると知り、出かけた。
 居家以岩陰遺跡という。
 何より特徴的なことは、ご先祖さまの姿が良好な状態で40体近くも発掘されているということ。キャンプ地として使われていた時期に煮炊きして木灰がうず高く積もり、土質がアルカリに保たれたお陰で、その後定住期に至って埋葬されたご先祖さまたちの遺骨が良好に保存されたらしい。
 岩陰に折り重なって眠るご先祖さまに初めて対面。
 縄文人の末裔を自称する私としては、うれしく、なつかしいこと限りなし。

 栗が我家の林では豊作で、毎日栗を拾う。もういやだもういやだと言いながら、夜なべ仕事に栗きんとんや渋皮煮や栗おこわを作っている。
 秋の陽に、ころんとつやつや、かわいくころがる栗を見ると、掌にとり、愛でずにいられない。
 三内丸山の縄文遺跡にも、当時栗は集落の周辺に植えられていたということだった。
 秋、どんなにかうれしいうれしい実りだったことだろう。
 私も縄文人だったら良かったね。




窯詰め  …10月になってしまった(+_+)

9月中に、と宣言したのに
こんなことに…  めんぼくない…
(~_~;)


中之条ビエンナーレ   〜10月9日まで

旧知のアーティストさん
最後と決めた作品
スカラベが長閑にほがらかに懸命にフンを丸めています
丸伊製材跡地にて



十五夜さまを待ちます

どうぞ召し上がってください



秋の畑にて

ゴーヤ

この冷涼地では珍しくたくさん成りました
いかにこの夏が暑かったか!ですね〜


おお!

枝豆ができました\(^o^)/




秋の実り

ぶどう
うつくしいなあ…




山あじさいの秋




シソの実


赤ジソ

青ジソ




11月1日〜6日、高崎市のはるもに庵にて展示会です。
どうかよろしくお願いいたします。
お名前をいだたいている方には、
お騒がせいたしますが
後日、ご案内させて下さいませ。




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