| 野の窯だより 2月 | 
|  文旦 光の春 | 
| 節分。 新しい春を迎えるために、邪悪なものは追い払っておく日。 とげとげしたタラノキを林から採ってきて、切れ目を入れ、とげとげした柊の葉を差し込む。ふるさとでは鬼バラという、鬼も嫌がるであろうこのとげとげしたものを魔除けとするのである。 夜、家族で七輪を囲んで柊の葉をくべると、威勢よくパチパチと音をたてた。そうすると鬼が逃げてゆくのだと教わりながら。 各々の生まれ育った土地によって、種々な形はあるけれど、全ては、祈るより他に手だてのない祈りの形だったのだろう。 すこし以前まではそんな祈りが暮らしの中にたくさん、あった。 祈るよりほか手だてのがないこと、私には今でも、ある。 今日は立春。 | 
|  ちょうど居合わせた客人たちとおかきに揚げていただきました ちなみにうちではいつも醤油味です | 
|  あれ?ホタルがいない!! |  呼ぴましたか〜? | 
|  ネコヤナギ 少ーし割れています |  サンシュユ 少ーし割れています | 
|  岩のように凍結した土からフキノトウが顔を出しました | 
|  大好物を食べたいだけ? | 
|  玄関に |  ご不浄に | 
|  展示室に | 
|  ヤマガラ |  シジュウカラ | 
|  昔の野の窯だよりへ |  TOPへ戻る |