野の窯だより 5月



シロバナエンレイソウ


 窯焚きが終わったあと、窯は2〜3日はまだ、熱をもって息づく大きな生き物が横たわっているようだ。
 その間に、砂摺りという作業がある。
 窯は1300度に及ぶ熱で膨張し、表面の窯土は大きなヒビが入る。やがて冷めてヒビが縮む前に、窯の寿命を延ばすため、しゃぶしゃぶに水でといたこし砂を、手でそのヒビに摺りこんでゆく。馬の背を洗うかのように、傷をいたわるように、やさしく摺りこんでゆく。
 よく頑張ったなあ… と窯をねぎらいながら。





窯  詰



細工場から窯場へ運ぶ


温度差を考えながら…




窯 焚 き



深夜…





窯 出 し

2番の部屋の裏があまかったなあ…
これより、高台摺りなどの検品作業です



夏 鳥


キビタキ 
窓越しに!

クロツグミ 
窓越しに!




ピザ窯



ワインを呑みつつ、ピザを待ちます


おつかれでした 私。
お手伝いくださった、たろうさん、じろうさんに感謝!

…それにしても、おつかれ会も火を焚く私です





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